
スイスの金融大手UBSは6日、第1・四半期の損失が115億3500万スイスフラン(109億ドル)となったと発表した。全従業員の7%に当たる5500人の追加人員削減を行う方針も明らかにした。
人員整理は米英の投資銀行部門が中心となる。これまでに1500人を削減している。
UBSはまた、簿価220億ドルのサブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅ローン)関連資産を米大手資産運用会社ブラックロックへ150億ドルで売却すると発表した。
マルセル・ローナー最高経営責任者(CEO)は、ブラックロックとの資産売却合意について、米モーゲージ市場の混乱に出口が見えてきたことを示すと述べた。
ただ、UBSは金融市場の状況は依然として厳しいとの認識を示し、業績予想は明らかにしなかった。UBSは約390億スイスフランの資本増強策を打ち出しているが、これ以上の資本増強は必要ないとしている。
ウェゲリン銀行のアナリストは「UBSも金融セクター全体と同様に、最悪期は過ぎたもようだ」としたうえで「しかし今後に向けた勢いはほとんどない。人員整理でコストを削減しても、現時点での見通しは決してばら色とは言い難い」と語った。
再送:UBSUBSN.VXの第1四半期は115.3億スイスフランの赤字、5500人削減へ Reuters
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT817522320080506




