完全に「透明になるマント」実際に作れます、はこだて未来大講師らグループが理論発表

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完全に「透明になるマント」実際に作れます、はこだて未来大講師らグループが理論発表

頭からかぶると姿が消える-。映画ハリー・ポッターに登場するような「完全な透明マント」を実際につくることが理論的に可能であることを、公立はこだて未来大のホセ・ナチェル講師(スペイン出身)と富山県立大、英セントアンドリュース大の研究者グループが証明した。共著の論文は四月、米物理学会の学術誌「数理物理学ジャーナル」に掲載された。

透明マントとは、隠そうとする物体の反対側からやってくる光(電磁波)を、巧みに屈折させて観測者に届かせることで物体の存在を悟らせないようにする装置。ハリー・ポッターや007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」に登場する透明ボンドカーなどでおなじみだ。

ナチェル講師らは、光を意図した方向に曲げられる人工的な誘電体「メタ物質」を五種類組み合わせることで「完全な透明マント」作製が可能であることを物理・数学的に世界で初めて証明した。マントを使うと、光源から観測者に曲げられて届く光と、本来直線的に届く光の時間差はないことなどが特徴。ただし、隠す物体の約四十倍の大きさが必要だ。

現時点では、一部の波長の光に対してのみ有効なメタ物質が開発されている。ナチェル講師は「透明マント実現には、可視光の波長全体に対応するメタ物質の開発が必要だ」と説明している。

透明マントに関しては、英米の研究者らが既に原理的な理論を発表しているが、完全に物体を隠すことができる理論を構成したのは初めてという。

(´・ω・`)透明の意味がないことに早く気づこうね!


*+*+ 北海道新聞 2008/05/05[07:12] +*+*
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/90968.html

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