米経済の現状はITバブル崩壊後より困難...バーナンキFRB議長
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は28日、上院銀行委員会で証言し、米景気の現状について、情報技術(IT)バブル崩壊後の01年の景気後退局面と比較して「現在の米経済はより困難な状況にある」との認識を示した。また、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う信用不安の影響について「一部の中小金融機関が破綻(はたん)する可能性がある」と明言した。FRB議長が金融機関の経営状態に危機感を表明するのは異例で、ニューヨーク株式市場では、金融関連株が大きく下落した。
バーナンキ議長は上院議員との質疑応答の中で、現在の景気減速を01年のITバブル崩壊後と比較して(1)01年は家計が健全で個人消費が下支えになったが、今回は消費が落ち込んでいる(2)今回は、原油高などインフレ圧力が強い(3)財政収支が悪化しており財政出動の余地が限られている--などと問題点を指摘。「不動産バブル崩壊に伴う今回の景気減速局面は、前回より厳しい」との認識を示した。
さらに、金融市場での信用不安の影響について「中小金融機関には破綻の可能性がある」と述べた。大手金融機関については「破綻の可能性はないだろう」とした上で「一部の金融機関は引き続き自己資本の増強を図る必要がある」と強調した。
FRB:米景気の現状はITバブル崩壊後より困難...議長 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080229k0000e020053000c.html
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