
アメリカのことし1月の住宅価格の変動を示す指数は、前の年の同じ月に比べて11%余り下落して過去最大の落ち込みとなり、住宅市場の低迷が一段と深刻になっていることを示す結果となりました。
この指数は、アメリカの大手格付け会社が主な10都市の一戸建住宅の販売価格の動向を指数化したもので、実際の取引価格に近いものとして知られています。
それによりますと、ことし1月の住宅価格指数は10都市すべてで前の年の同じ月を下回り、全体では11.4%下落しました。下落幅は、調査記録が残っている1987年以来、最大となりました。
都市別では、ネバダ州ラスベガスとフロリダ州マイアミが19.3%と大幅な下落となったほか、カリフォルニア州のロサンゼルスも16.5%減少するなど、大都市での下落も目立っています。
また、住宅価格指数がマイナスになるのは13か月連続で、調査を行った格付け会社は「住宅価格はここ数か月、大幅な落ち込みが続いている。こうした傾向は当面、続く見通しで、住宅市場の低迷は一段と深刻になっている」と話しています。
住宅価格の下落はサブプライムローンなどローン債権の焦げ付きにつながり、金融機関の経営を圧迫する大きな要因となっています。→RANKING




