「来月に利上げ」強く示唆・政策金利を0.25%程度...欧州中央銀行(ECB)総裁

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は5日の記者会見で、「確実にというわけではないが、来月の理事会の際に金利を上げる可能性がある」と述べ、現在は年4.0%の政策金利を0.25%幅程度引き上げる可能性を強く示唆した。インフレ懸念の高まりを抑えるのが狙いだ。
ECBの金利引き上げは米ドルのさらなる下落につながり、原油価格の上昇を招く可能性もある。
ECBは同日の理事会で12カ月連続の金利据え置きを決定。続く会見で、トリシェ総裁は「ECBはインフレ懸念を抑える強い決意がある。7月の理事会で金利を上げる可能性がある」と語った。ユーロ圏では5月の消費者物価の上昇率(速報値)が3.6%と高水準に達した。
7月に利上げを実施すれば、昨年6月に0.25%幅引き上げて年4.0%として以来の引き上げになる。市場には景気減速を抑えるために利下げを求める声もあるが、インフレ懸念の沈静化を優先させる判断に傾いたようだ。
一方、英中央銀行のイングランド銀行(BOE)は5日の金融政策委員会で政策金利を年5.0%に据え置いた。金利維持は2カ月連続。
http://www.asahi.com/business/update/0605/TKY200806050273.html
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