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【テクニカル分析】ピボットポイント(PivotPoint) 短期売買用指標

1.ピボットポイントとは

 ピボットポイント(PivotPoint)とは、RSIを生んだワイルダーの開発した、相場の短期的なサポート・レジスタンスの水準を予測するテクニカル指標です。当初は先物市場のディーラーを中心に活用されていた指標で、主に短期売買向けの指標です。また、サポート・レジスタンスの水準を出す計算がチャートを見なくても簡単にできるので、外出時などに指値注文の参考にすることもできます。

【テクニカル分析】ピボットポイント(PivotPoint) 短期売買用指標

2.ピボットポイントの使い方と仕組み

 ピボットポイントは、日足ベースでの前日高値、安値、終値を用いて計算します。その計算式は、まずピボットプライス(Pivot Price、PP)という数値を求めるところから始めます。

 PP=(H+L+C)/3

 また、H-Lで求める値動きの幅(HL)、PP-L(PL)、H-PP(HP)とすると、ピボットポイントで計算する数値は以下の通りになります。

 第1レジスタンスライン(R1)=PP×2-L=PP+PL
 第2レジスタンスライン(R2)=PP+HL
 第1サポートライン(S1)=PP×2-H=PP-HP
 第2サポートライン(S2)=PP-HL

 これらのラインを基準に、短期の逆張りを行うというのが基本的な使い方です。つまり、価格がサポートラインに来たところで買い、レジスタンスラインに来たところで売りです。もし、第1のサポート・レジスタンスで仕掛けた時の値幅があまりない、あるいはもっと安く(高く)買い(売り)たい時には、第2サポート・レジスタンスまで待つ、という選択肢もあります。

 3.予測が外れたときに

 ただし、ピボットポイントは、あくまでも事前に相場の展開を予想して短期スパンで売買するための指標ですので、予測が外れた場合についても考える必要があります。ワイルダーはピボットポイントについて、ロスカットを示唆するポイントについても解説しています。それは、ロー・ブレイクアウト・ポイント(LOBP)とハイ・ブレイクアウト・ポイント(HBOP)と呼ばれるもので、それぞれ

 LBOP=R1-HL=PP×2-H-HL
 HBOP=S1+HL=PP×2-L+HL

です。つまり、サポートで買ったところで価格がさらに下がった場合はLBOPに達したところで決済、あるいはあらかじめストップロスの注文を置く、レジスタンスで売ったところではその逆、ということになります。回転が命の短期売買においては、予測が外れたときに素早く撤退するのも重要です。例えば、取引時間中に相場から目を離さなければならないケースなどでも役に立ってくれるのではないでしょうか。→RANKING

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