エリオット波動理論のまとめ
エリオット波動理論における重要事項をまとめてみると、
- 完全な強気相場のサイクルは8つの波、すなわち5つの上昇波と3つの下降波から成る。
- トレンドは、それが次に来るべきより長いトレンドと同じ方向のものである場合、5つの波に分解される。
- 調整は常に3波で構成される。
- 単純な調整には、ジグザグ型(5-3-5)とフラット型(3-3-5)の2つのタイプがある。
- トライアングルは大抵の場合、第4波であり、常に最終波に先行する。ただし、調整のB波の場合もある。
- 各波はより長い波の一部と見ることもできるし、またもっと短い波に分解することもできる。
- ときどき推進波がエクステンション(延長)する場合がある。その時、エクステンションしなかった2波は時間的にも大きさ的にも等しくなる。
- フィボナッチ級数がエリオット波動理論の数学的根拠である。
- 波の数はフィボナッチ級数に従う。
- フィボナッチ比率とリトレイスメントは、目標価格を推定するのに利用される。最もよくある戻しは、62%、50%、38%である。
- オータネーション(交替)の法則は、同じ事が2度続けて起きないことを警告するものである。
- 弱気相場においては、前回の第4波を下回ることはあまりない。
- 第4波は第1波と重ならない。(ただし、先物市場ではさほど厳格に考える必要はない。)
- エリオット波動理論は、その重要度の順でいって、波形、比率、時間の3つの側面から構成される。
- エリオット波動理論は、もともとは株式市場の平均を想定しており、ここの銘柄ではあまり機能しない。
- 多くの市場参加者がいるマーケットにおいてこそ、エリオット波動理論はよく機能する。
- 先物市場の最大の特徴は、強気相場の封じ込めがありうるということである。
エリオット波動理論は、株式及び先物市場に関するテクニカル理論の中で最も包括的なものと言われます。エリオット波動理論は、ダウ理論や伝統的チャート手法をもとに作られており、これらの理論によるパターンの大部分は、エリオット波形の一部として説明されうるものです。すなわち、フィボナッチ比率やパーセンテージ・リトレイスメントに基づく「振動目標」の概念で説明されるものです。エリオット波動理論は、これらのテクニカル理論に新しい秩序と予測の可能性を加え、一段と高い理論としたものと言えるでしょう。
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